フリートークに予習は必要でっせぇ～

なぜフィリピンに留学するのか？　安さばかりが強調されてて、欧米は高いからフィリピンに留学するみたいによく言われるんですけど。僕は違うと思うんですよね。会話力を鍛えるならフィリピン留学。そう思ってます。

その理由はマンツーマンレッスンです。欧米と違ってフィリピン留学ではマンツーマンレッスンを豊富に受けることができます。会話力はどうしても聞いた量、話した量に比例する部分がありますから。マンツーマンレッスンで会話をたくさんこなして会話力をアップさせる。だったらフィリピン留学。これが僕の考えです。

で、マンツーマンレッスンで会話力を鍛えるためによくやるのがフリートークです。このフリートークがですねぇ…、まぁ問題てんこ盛りでして。フィリピン留学におけるフリートークの問題点と解決策ってタイトルで本1冊書けるくらいです。まぁ、誰も買わんでしょうけど。笑

よくある失敗パターンが、ダラダラ雑談モード突入です。特にフィリピンに来て留学生活が何週間か経って、フリートークに慣れ、話すネタも尽きてきた頃に陥りがちです。

んでもって、あの先生フリートーク盛り上がらないんだよねぇ～、なんて言い出す留学生がいるのですが。私に言わせりゃ原因の7割は学生側にあります。

断言しますけどこういう留学生って、フリートークの準備をしてません。先生といろいろ話すんだから、ぶっつけで大丈夫くらいに思ってます。これ絶対に間違いです。フリートークは予習必須です。

では、フリートークの予習とは具体的に何なのか？今回はこのことについて書いてみます。

まず準備は前回のフリートークの授業が終わるところから始まります。先生と次回のフリートークのテーマを決めます。例えば、小学校について話そう、みたいに。フリートークのテーマは当日決めるのではありません。あらかじめ決めておくものです。

1つのテーマで50分トークが続くのならばよいのですが、あまり続かないという人は2つ用意しておくべきです。

また、先生に対しては、フィリピンの小学校について興味があるので、いろいろ教えてくださいね、と言っておきます。そうすれば先生もある程度は準備してきますので会話が弾みますし、先生の話を聞くことでリスニングを鍛えられます。

次に部屋に戻ってからの準備。何を話すかを必死こいて考えます。ネット検索使いまくりでＯＫです。授業の内容、担任と副担任の制度、給食の内容etc。まずは紙にランダムにリストアップです。思いつく限り書き出します。

そしてその中から話す量が多そうなネタをいくつか選び、具体的に話す内容を考えます。例えば給食だったら、月曜から金曜まで毎日あって、パンがメインだけど週に2日は米飯があって、どんなおかずが人気で、どこで作ってて、教室で担任の先生も一緒に食べて、などなど。

それを紙にうじゃーっと書きだして、次はそれを英文に翻訳です。電子辞書片手にすべて英文に翻訳していきます。これがけっこうハードｗ

これで終わった～＼(^o^)／って思ったら甘い。次は翻訳した内容をザックリレベルまでで良いから暗記。そして、ルームメイトか同じ学校の友達相手に話します。明日のフリートークの練習するから、ごめんちょっと付き合ってって。

このとき、できれば日本人以外を相手にしたほうが良いです。そうすれば、へぇ～、日本ってそうなんだ、韓国はこうだよ、ってな感じで相手の反応が返ってきます。それに対して、え？マジ、なんで韓国はそうなの？って聞くことが翌日の予行演習になります。

さらにやり取りをする中で、疑問も出てきます。給食費ってフィリピンはいくらくらいなのかな？　クリスマスは特別メニューなのかしら？　フィリピンってイスラム教徒もいるけど、クラスにイスラムの子がいたらその子だけ特別メニューなのかな？などなど。

で、それを翌日の質問用ってことで紙に書き出して、それをどうやって先生に聞けばよいか英文になおす。

どぅぉ～です。話すネタを準備していくから、フリートークの途中でネタ切れで沈黙なんてことにならない。準備の過程で新しい単語を覚える。英作文の練習にもなる。ルームメイト相手に予行演習までする。

ここまで準備をした上でフリートークをするのと、な～んにも考えずに教室に入ってきて、今日はなに話そうか？ってのと、同じ50分でも得られる成果が天と地って想像できるでしょ？

フリートークは絶対に予習が必要です。ってか、準備なしのフリートークなんてムダです。フリートークwith準備。よろしく！ってことで。